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2010年 01月 19日
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社民党衆議院議員・小児科医・阿部知子のメールマガジン \^o^/「カエルニュース」 361号 2010/1/19 \^o^/ http://www.abetomoko.jp/ /_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ★☆新たな日米関係の構築を求めて☆★ 1月12日から16日まで3泊5日の駆け足で、米国ワシントンを訪 れた。訪問の目的は言わずと知れた沖縄普天間基地の移設問題で あり、「危機的」と報道される日米関係の状況打開のためである。 実は同時期、ハワイで米国務長官のヒラリークリントン氏と日 本の外務大臣の岡田克也氏の会談が持たれた。普天間基地の移設 問題を含む「グアム協定の履行」について、この間の日本の状況 を説明し、米国の理解を得られたとのことであるが、もっと早く 日本側の意思が明確に伝えられるべきであったと思う。そもそも 岡田外相は12月上旬からこうした場の設定を望んでいたはずであ る。 政権が交代した以上、政府間の合意内容が変更されることは他 国においても多々経験されている。この間の混乱の大きな原因は、 これまでの政権が沖縄県民を置き去りにして進めた現行案(辺野 古沖への移設)を新政権としては強行しないという意思、それ故 代替策をどうするのか、真剣に検討しているという日本の立場を はっきり伝えてこなかったことにある。その意味で、今回のクリ ントン・岡田会談はとても重要であった。 今回の訪問では、米国上院・下院の軍事・外交委員会や歳出委 員会(予算委員会)に属し、海外の米軍基地問題などに関わりの ある議員を中心に面会を申し入れた。あいにく米議会は18日から 本格的に始まるとのことで、ワシントンにいる議員は少なかった が、沖縄から8千人の海兵隊が移転する予定のグアムから選出さ れている議員や、ケリー上院議員補佐官(日本での政策秘書にあ たる)はじめ、複数の担当補佐官に会うことができた。米国では 議員補佐官は担当する分野の政策に詳しく、また議員への影響力 が強いと言われている。しかし大半の人は沖縄戦の歴史や戦後も 一貫して過重な基地負担を強いられてきた事実を知らず、また逆 に沖縄の普天間基地移設問題が日米の重大関心事という認識もな いようであった。 またシンクタンクに関しても、知日派といわれるマイケルグリ ーン氏やシーラスミスさんを始め、共和党系・民主党系それぞれ と意見交換をした。ここでは日本の新政権の軍事・外交戦略が明 確でないことがもっぱらの話題となった。確かに普天間基地の個 別の解決策以上に、今後の日米の安全保障政策が語られねばなら ないことは事実である。何のために海兵隊は沖縄に存在してきた のか、また今後も存在するのか否かはこうした中・長期的戦略の 中に位置付けねばなるまい。 平和系のNGO団体とも意見交換したが、在日米軍基地への関心 はいまだ低く、今後どう問題意識を共有できるのかも課題として 残された。辺野古の環境破壊という観点から、すでに環境系NGO がオバマ大統領に要望書を提出しているとのことでもあるが、こ うした動きとの連携もさらに追及する必要があろう。 21世紀の日本の安全保障は、何よりも人間の安全保障として、 また核拡散という状況の中で人類が生存し続けられるかどうかを かけて、また地球温暖化などの環境問題として語られなければな らないと思う。 米国滞在中にハイチにおける大地震で何十万という死者を出し たことが報じられていたが、アフガニスタンの干ばつだけでなく、 アジア・アフリカや中南米の最貧国を襲うこうした災害にも必要 な支援を迅速に行えるよう、新たな日本の安全保障体制をしっか りと構築したいと思う。ちなみに今日1月17日は阪神淡路の震災 から15年目である。 阿部知子 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ◎ 編集・発行: 阿部知子事務所 ★登録申込・解除、HP: http://www.abetomoko.jp/ ◇ ご意見・お問い合わせ: info@abetomoko.jp ■当ニュースに掲載された記事は自由に転載・再配布できます。 但し、抜粋・改変によるものは禁じます。
by abetomoko2
| 2010-01-19 02:30
| カエルニュース
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